2014/03/28

斜めに座る事の難しさ




斜めに座るのはとても難しい事だ。


やってみれば良く分かる。





起きているならまだしも、


熟睡している状態でそれが出来るのは、


僕が知る上で一人しかいない。





よく電車で寝ている人を見かける。


電車で寝ている人には大きく2つに分けられる。


一つは、


お地蔵さんの様に全く動かない人。



もう一つは、


ある角度まで倒れると、起きてもう一度同じ姿勢に戻るが、


再度また同じ角度まで倒れそうになる。


そしてそれを何回も繰り返す人。





後者は隣の人に迷惑をかけます。




僕も運悪くそういう人の横になります。


その時はとても迷います。




ここは僕の肩を貸して、安眠して頂くか?


いや、男性なら出来ればそれはしたくない。


かと言って女性にそれをすると、下心があるんじゃないの?


と思われるのではないか?





でも肩くらい良いじゃないか。


僕の肩なんて安いもんですよ。


むしろ僕の肩を選んで頂いて光栄です。




逆の立場なら是非肩くらい貸して頂きたいですし。





いや、でも男性なら周りに変な目で見られるのではないか?


いや、女性なら彼女と間違えられてもそれはそれで困るな。





といつも迷うのです。




そして何だかんだ肩に付く前に、


上手くそれを避ける、といった心が小さいヤツです。


しまいには軽く咳払いなんかしちゃって、


安眠されていた隣の某様を起こしてしまうという、


ある意味嫌なヤツです。





しかし、皆さん。


良く考えてください。





もしその某様が安眠しているにあたり、


本当は降りなきゃいけない駅を寝過ごされた場合、


その某様は可哀想ではないですか?




だからそうやって起こしてあげるのも、


隣に座った僕の責任かと。





それで運良く起きた時に降りる駅であるならば、


某様は幸せ、僕も小さな幸せ。







話は戻りますが、


斜めに座るのはとても難しい事。


ましてや熟睡しているのであればなおの事。





でも一人いるんです。






PAAのボスこと赤津さんです。



皆さん、良く見て下さい。



斜めに座っています。しかも熟睡してます。





この斜め具合、ハンパないです。


ネクタイの位置で彼がどれくらい斜めになっているか分かります。


不自然です。





彼のプロフィールで趣味の欄にこう書かれてあります。



趣味:格闘技、サーフィン




彼の腹筋は強靭なのでしょう。


この角度でずっといれるのは格闘技を趣味にしているせいでしょうか?


またはサーフィンで鍛え抜いた筋肉なのでしょうか?




どちらにしてもこれは難しい事です。




しかも隣に置いてある「KINOKUNIYA」の紙袋。



彼と紙袋の距離感が妙にシュールです。



自分のならもう少し自分側に寄せるのが普通ですが、



微妙なこの距離感、面白いです。



さすがです。




是非、皆さんもふとした瞬間に試してみて下さい。



斜めに座るのはとても難しいものです。



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