「思いもよらない所で人は感動する」
よく耳にする「サプライズ」と言う言葉。
サプライズバースデーパーティー。
彼女にサプライズでプレゼントを送る、などなど。
サプライズと言う言葉の意味を調べてみると、
驚き、不意打ちと書いてある。
本人の思いもよらない所で、
誕生日会をしてもらったり、
プレゼントをもらう事、
それがその人の驚きが感動に変わる瞬間なのです。
またその驚きが、
自分の予想を遥かに上回った時に涙腺が緩む、
そんな事は人生で一度はあると思います。
その回数が多ければ多い程、
その人の人生は豊かなのではないでしょうか?
私の事で言えば、遡る事20年前。
当時中学生の私は一丁前に反抗期でした。
反抗期は健全な中学生の男であるならば、
誰しもが通るセンシティブな時期です。
親どころか先生の話も陸すっぽ聞かず、
恰も自分独りで何でも出来る様な口の利き方。
誰かがこっちと言えばあっちに行くし、
とにかく何でも面倒くさい嫌な時期でした。
そんな私が迎えた中学校生活最後の日。
普段、弱みを絶対に見せない、
人の温かい感情を持った事がない様な担任の先生が、
卒業式が終わった最後のホームルームの時間に、
生徒の前で「贈る言葉」を1人で歌ったのです。
そんな思いもよらない事が私の涙腺を刺激し、
人知れず泣いた。
「あ〜、僕はこの中学校を卒業するんだ。」
「皆とお別れなんだ。」
その時の事は20年経った今でも、
鮮明に憶えています。
普段学校にも来ない、授業も殆ど受けない、
来ても先生や友達と直ぐ喧嘩をする様な、
どうしようもないヤンキーが、
その先生の歌を聴いてふて腐れながらも泣いていた。
それを見た私も、何故かさらに泣けてきた。
おそらく、毛嫌いしていたそのヤンキーにも、
人の心があるんだと感じたからだと思う。
今思えば、
決して器用とは言えないその先生が、
在り来たりな陳腐な言葉ではなく、
「贈る言葉」を歌う事で、皆の卒業を祝う、
そんな姿に感動したのだろう。
その先生の人となりを感じれるには、
その後、随分と時間がかかった気がします。
なぜ、そんな事を今ここで言うのかといいますと、
先日ある友人からプレゼントを貰いました。
別に誕生日でもないし、
お祝い事がある訳でもなく、
ただ、
「君に合うと思ったからついでに買ったよ」と。
それだけで充分びっくりしたのですが、
家に帰って箱を開けた所、
メッセージカードが入っていました。
そのメッセージカードにはこう書いてありました。
恰も自分独りで何でも出来る様な口の利き方。
誰かがこっちと言えばあっちに行くし、
とにかく何でも面倒くさい嫌な時期でした。
そんな私が迎えた中学校生活最後の日。
普段、弱みを絶対に見せない、
人の温かい感情を持った事がない様な担任の先生が、
卒業式が終わった最後のホームルームの時間に、
生徒の前で「贈る言葉」を1人で歌ったのです。
そんな思いもよらない事が私の涙腺を刺激し、
人知れず泣いた。
「あ〜、僕はこの中学校を卒業するんだ。」
「皆とお別れなんだ。」
その時の事は20年経った今でも、
鮮明に憶えています。
普段学校にも来ない、授業も殆ど受けない、
来ても先生や友達と直ぐ喧嘩をする様な、
どうしようもないヤンキーが、
その先生の歌を聴いてふて腐れながらも泣いていた。
それを見た私も、何故かさらに泣けてきた。
おそらく、毛嫌いしていたそのヤンキーにも、
人の心があるんだと感じたからだと思う。
今思えば、
決して器用とは言えないその先生が、
在り来たりな陳腐な言葉ではなく、
「贈る言葉」を歌う事で、皆の卒業を祝う、
そんな姿に感動したのだろう。
その先生の人となりを感じれるには、
その後、随分と時間がかかった気がします。
なぜ、そんな事を今ここで言うのかといいますと、
先日ある友人からプレゼントを貰いました。
別に誕生日でもないし、
お祝い事がある訳でもなく、
ただ、
「君に合うと思ったからついでに買ったよ」と。
それだけで充分びっくりしたのですが、
家に帰って箱を開けた所、
メッセージカードが入っていました。
そのメッセージカードにはこう書いてありました。
「いつもありがとう。」
思いもよらない所でプレゼントを貰い、
さらに、
思いもよらないメッセージカードが挟んである。
そんな粋な事、ありますか?
僕は直ぐさま、友人に電話しました。
「何かメッセージカードまでありがとうね。」
そうしたら友人が、
「言葉で言うとお互い照れるでしょ?」
確かに。
その時に私は思いました。
メッセージカードっていいな、と。
今の時代、
大概のやり取りはメールです。
LINEが出来てからは、
感情の雰囲気がスタンプで表現出来ますが、
本当に伝えたい気持ち、
即ち、
「真心」は通信機能では伝わらないと私は思います。
気持ちを伝えたい相手に、
面と向かって「言葉」で伝える程、
強く相手に伝わる手段は他にはないでしょう。
しかし、
それと同様に、
伝えたい気持ちを自分の手で「書く」事は、
「言葉」と同じ位の威力があるのではないでしょうか?
なぜなら、
その気持ちが「紙」として「残る」からです。
私も友人にもらったカードを大切に保管しています。
そして、
私も誰かに何かをプレゼントする時、
メッセージカードも添えようと思います。
欲を言えば、
そのカードも可愛いもの、
オシャレなものに超した事はありません。
なぜならずっと取っておいて欲しいから。
あと2週間もすればクリスマスです。
是非、気持ちを伝えたい相手がいるとするのならば、
プレゼントと共に、
メッセージカードも添える事をオススメします。
きっと相手にとって、
思いもよらないプレゼントとなるでしょう。
先日、
渋谷のLOFTにメッセージカードを見に行きました。
そこには沢山の可愛いカードが並んでいます。
そんな中、私はこんなカードを買いました。
渡し方も一工夫してみてはいかがでしょうか?
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