2014/06/25

ラムはお好き?




好きなお酒は?と聞かれたら、


僕はラム酒と答える。




お酒は好きだ。


しかし、日常的に飲むか?と聞かれると、


そうでもない。




お酒を飲む席が好きなのかもしれない。




最初に言っておきますが、


ビールは嫌いです。




飲めなくはないが、好んで飲みません。


あの炭酸のシュワシュワっとした感じが苦手。




炭酸故に、


早く飲まないと美味しくなくなると言うのが、


自分の酒の運びを早くするため非常に酔う。




結果、眠くなってその辺で寝るか、


外に出て街を徘徊する。
(酔うと徘徊癖がある、そして皆に迷惑をかける)





話を戻しますが、僕はラム酒が好き。


自分の体に合っている。



ロックで飲んで徐々に薄くなっていく感じが好き。





吉田美奈子さんが70年代に歌った、


「ラムはお好き?」と言う曲。

https://www.youtube.com/watch?v=dJF0B0QY_qo



詞を見てみると、


ある女性が船の旅をしている。


ある男性が女性に気を振りまいた事で、


その女性は男性が気になってしょうがない。


「あなた、あたしに気があるんでしょ?」


「それならなぜ私に話しかけて来ないの?」


「チラチラ見てくるくせに。」




と、せっかくの船旅そっちのけで、


その男性と良い感じになりたいと言う事を願う。




そして最後に、


「私達、お似合いよ。so nice!!」


心の中で締めくくる。





その後の事は詞に書かれていないが、


僕が思うに、


この船旅はさぞ、辛いものになっただろう。





で、僕が言いたいのは、


「ラムはお好き?」と言う、


パンチの効いた素晴らしいタイトルを付けておきながら、


詞の中に「ラム」と言う言葉が何一つ出て来ない、


という違和感。





おそらくその女性はラムを飲んでいたのだろう。


そして、


「あなた何を飲んでいるの?


「私はラムよ。」


「あなたはラムはお好きかしら?」



なんてラムで男を引っ掛ける、


と言う事ではなかろうか?




僕は粋だと思う。




もし僕がこの男性の立場なら、


「僕もラムが好きさ」


「君もかい?」


「君とは何か縁を感じるね」



と、

ロマンティックな展開になる事は間違いないだろう。




しかし、この曲の素晴らしい所はもう一つある。


作曲が細野晴臣氏なのだ。




是非皆さんも聞いてみてください。




そしてこれから迎える夏。


夏にラムはとっても合います。


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